片岡農園さんのハルユタカだけで焼き上げるパン
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片岡農園さんのハルユタカのこと
ハルユタカは一時幻の小麦と呼ばれていたそうです。というのも、ハルユタカは平成14年には作付面積第一位の品種にまでなっていたのですが、平成15年に赤かび病で全滅に近い状態になり、春まき小麦で病気のリスクが高いハルユタカが農家の方から敬遠され、一気に作付面積を落として幻の小麦となってしまったのでした。
片岡さんは北海道の農業指導士。前年の収穫作業でこぼれたハルユタカの種がひと冬を越えて育っていたのを見つけ、しかも春まきより一回りも大きな麦をつけていた、そこから片岡さんの初冬まきの技術への挑戦が始まったのだそうです。
失敗の連続を経ながらもあきらめなかった片岡さん。また、協力してくださる方もあらわれ、初冬蒔きの技術が確立されていったのだそうです。確立されると、雪の下での越冬で収穫時期を早められ、さらに病気や穂発芽も防げる技術として、江別市の農家さんがいまではすっかり初冬蒔きのハルユタカ農家だそうで、収量も上がってきているそうです。
ラ・テールと片岡さんの出会い
北海道を訪れたときに片岡さんとお会いする機会を得て、ぜひ片岡さんのハルユタカを譲って下さいと頼みこんでやっとやっと譲ってもらえたのが始まり。
最初ハルユタカの食パンをテスト販売した時にはハルユタカ100%の食パン1.5斤が1000円という高価な食パンだったにもかかわらず、連日完売だったそうです。
国産小麦は外国産と比べてやっぱり4,5倍します。それが価格に反映されてどうしても高値にならざるを得なかったのですが、でも販売をいったん終了したのちにもハルユタカの食パンの復活を望む声は高く、その声を聞くにつけ、ハルユタカを復活させたその苦労を知る栄徳シェフはじめスタッフはうれし涙を流したのだとか。









