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本店限定2020年7月サンクス・ケーキ「南の国からの贈りもの」

毎月10日はラ・テール洋菓子店のサンクス・ケーキの日

ラ・テール洋菓子店の開店記念日は1998年5月。その初心を忘れないために、毎月10日をお客様感謝の日(サンクス・デー)として、その日にしか出ない「サンクスケーキ」を毎月一品開発し、ご予約のお客さまにだけにお渡ししています。この日だけのケーキですが、素材の産地を厳選し、通常のお菓子と同じように開発、準備をしてでき上がったものをご用意。数量も限定させていただいています。 サンクス・ケーキには毎年、年間を通じてのテーマがあります。たとえば、「ロールケーキ」の年もありましたし、「チョコレート」「シュー生地」がテーマの年もありました。

2019年サンクス・デーのテーマは、「温故知新」。

古き良きお菓子を現代風に、今までの生産者さまとの繋がりを大切に、様々な食材を 使いながら伝統的なお菓子を、ラ・テールらしくアレンジします。 ラ・テールのコンセプト、「物としての食だけではなく、文化としての食を追求」を重ね、 お客さまへの感謝と共にお届けいたします。


7月サンクス・ケーキ Vol.259

フランス伝統菓子「マカロン」×沖縄県石垣島産「マンゴー」×鹿児島県奄美大島産「パッションフルーツ」


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マカロンとは・・・


マカロンは、アーモンドパウダー、卵白、砂糖を使ったお菓子です。フランスの各地方で様々な種類がつくられていて、メレンゲを使って焼き上げた柔らかな2枚の生地でクリームやジャム、ガナッシュを挟んだマカロンは「マカロン・パリジャン」(パリ風マカロン)や「マカロン・ムー」(柔らかいマカロン)と呼ばれています。

マカロン・パリジャンは1930年にフランス・パリの洋菓子店「ラデュレ」で、2枚のマカロンの生地にクリームやジャムを挟んで売り出したことが始まりと言われていますが、その起源は何とイタリアでマカロニのこと。


沖縄県石垣島産・マンゴーと 鹿児島県奄美大島産・パッションフルーツ」


7月のサンクス・ケーキで使う果物は、マンゴーとパッションフルーツです。マンゴーは、沖縄県石垣島の農家さんから送っていただきます。自然に果実が木から落ちるまで完熟させたマンゴーは、果皮が艶やかでふっくらまあるく、甘く濃厚な味わいと香りがします。

パッションフルーツは、鹿児島県奄美大島の農家さんより送っていただきます。こちらも完熟の果実。南国の太陽の恵みをたっぷり浴びて育ったパッションフルーツは、はっきりとした酸味、そして一番の特徴は芳醇な香りです。そして、このパッションフルーツとバターをお砂糖で煮詰めて、酸味の中にコクと甘い香りが広がるリリコイ(ハワイ語でパッションフルーツの意味)バターをつくります。ハワイの名物であるリリコイバターは、パンやクラッカーなどに塗って食べるクリームです。


おうちで南国の雰囲気をお楽しみいただけます


今回のサンクス・ケーキは、香りを重ね、芳醇な香りとコク、濃厚な味わいとなりました。パッションフルーツの酸味は強く、リリコイバターはその酸味を生かしておつくりしました。マカロンにはほんのりバニラビーンズで香り付けし、間に忍ばせたココナッツのシュトロイゼル(そぼろ状のクッキー生地)、フレッシュの完熟マンゴーの甘さとまろやかさが味のバランスを整えています。マンゴーは、パッションフルーツを合せたナパージュ(透明のゼリー液のようなもの)にくぐらせ、ほんのりパッションフルーツの香りをまとわせることで、特有の青臭さを消し中はフレッシュな果肉の味わいをお楽しみいただけるように仕上げました。「マンゴーは、いい花をつけるといい果実が成る」と農家さんが教えてくださいました。おいしい果実の元となるマンゴーの花をイメージして、チョコレートでおつくりして飾り、華やかに仕立てました。
(開発担当:栗原 清)

本店限定2020年7月サンクス・ケーキ「南の国からの贈りもの」
商品名
本店限定2020年7月サンクス・ケーキ「南の国からの贈りもの」
価格
本体価格1,600(税込1,728円)
販売店
店頭またはマルシェ(オンラインストア)
にて販売中

フランスを代表するお菓子「マカロン」を、沖縄県・石垣島さんの完熟マンゴーと奄美大島産の完熟パッションフルーツ、自家製の「リリコイバター」を使っておつくりしました。ほんのり香るマカロンのバニラ、マンゴーとパッションフルーツのトロピカルで濃厚な味わいがお口の中いっぱいに広がります。

アレルゲン

特定原材料:乳、卵