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本店限定2022年1月サンクス・ケーキ「新たな出会い」

毎月10日はラ・テール洋菓子店のサンクス・ケーキの日

ラ・テール洋菓子店の開店記念日は1998年5月。その初心を忘れないために、毎月10日をお客様感謝の日(サンクス・デー)として、その日にしか出ない「サンクスケーキ」を毎月一品開発し、ご予約のお客さまにだけにお渡ししています。この日だけのケーキですが、素材の産地を厳選し、通常のお菓子と同じように開発、準備をしてでき上がったものをご用意。数量も限定させていただいています。 サンクス・ケーキには毎年、年間を通じてのテーマがあります。たとえば、「ロールケーキ」の年もありましたし、「チョコレート」「シュー生地」がテーマの年もありました。

2022年のサンクス・ケーキのテーマは素材との「新たな出会い」。
親交のある生産者さまが新たに取り組む素材や、新たに出会う生産者さまの素材を使い、また、サンクス・ケーキの開発に新たな職人が加わり、サンクス・ケーキをおつくりします。毎月心を込めてお客様への感謝の気持ちと共にお届けいたします。


1月サンクス・ケーキ Vol.277

新たな出会い


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埼玉県・並木さんの苺「紅ほっぺ」
2022年最初のサンクス・ケーキの素材は、埼玉県久喜市の並木さんの苺「紅ほっぺ」。
並木さんは、ラ・テールが毎年クリスマスやサンクス・ケーキで特別なケーキの時には必ずと言ってよいほどお世話になっている苺農園さんです。
並木さんの農園では、子どもたちに食べてもらいたい・・・、そんな思いから、苺の花がつくと農薬は散布せずに育て、できる限り安心して食べられる土づくりからこだわった苺づくりをされています。
並木さんの苺は、十分に赤く色づき、糖度が高い状態で収穫し、その日のうちに出荷される、新鮮でとてもおいしい苺です。
今年新たに「紅ほっぺ」の栽培が始まり、収穫された紅ほっぺが、開発担当の栗原のもとに「ちょっと食べてみてくれない?」とのご連絡と共に届きました。栃木県出身の栗原としては、苺はとちおとめ!という固定概念もありつつ、その紅ほっぺを口にしたところ、とても甘くて瑞々しい味わいで、衝撃が走りました。「この苺でサンクス・ケーキをつくりたい!」と思う苺との出会いでした。


ミルフィユに仕立てました
今回のサンクス・ケーキのミルフィユは、開発担当の栗原がフランス菓子を得意としていることに加えて、多くのリクエストがあり実現しました。
ミルフィユは、フランス語でmille(ミル)は「千」、feuille(フィユ)は「葉」を意味し、ミルフィユ「千枚の葉」という意味のケーキです。何層にも折り重なり、たくさんの層をなしているパイ生地の状態を「千」、焼き上がりが落ち葉をイメージさせるため「葉」と表現された、17世紀頃から長年にわたり、人々に愛されているケーキです。



職人の手仕事に思いを込めて...
ミルフィユをつくろうと決めたところに、並木さんから届いた「紅ほっぺ」。ピスタチオのミルフィユにアクセントにこの「紅ほっぺ」を使いたい・・・。そこから試行錯誤が始まりました。
まず自家製のピスタチオのプラリネ(ナッツに砂糖を加えカラメル化し、粉砕・ペースト状にしたもの)をつくります。プラリネは、ナッツを焙煎してからつくるのが一般的ですが、今回は、生のピスタチオに熱したオーガニックシュガーのキャラメルを合せることで、ローストしたような風味を出しつつ、色や風味を良く仕上げました。手間のかかる工程ですが、職人の手仕事で丁寧におつくりします。
このプラリネをムースリーヌ(バタークリームにカスタードクリームと生クリームを合せたもの)やフィアンティーヌ(薄く焼いたクレープ生地を砕いたサクサクとした食感の生地)、ホワイトチョコレートと合せ、パイ生地や苺「紅ほっぺ」と共に重ねて仕上げます。
香ばしく、バター風味豊かなパイ生地に、ピスタチオのリッチな味わい、そして紅ほっぺのフルーティーな香りと瑞々しさが相まって絶妙なおいしさが広がります。

(開発担当:栗原 清)

本店限定2022年1月サンクス・ケーキ「新たな出会い」
商品名
本店限定2022年1月サンクス・ケーキ「新たな出会い」
価格
本体価格2,500(税込2,700円)
販売店
店頭またはマルシェ(オンラインストア)
にて販売中

長年お世話になっている苺農園さんの新たな取り組み「紅ほっぺ」の栽培。大切に育てられてた甘くてジューシーな完熟紅ほっぺをピスタチオと共にミルフィユに仕立てました。

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