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本店限定2022年6月サンクス・ケーキ「完熟果実のカーディナルシュニッテン」

毎月10日はラ・テール洋菓子店のサンクス・ケーキの日

ラ・テール洋菓子店の開店記念日は1998年5月。その初心を忘れないために、毎月10日をお客様感謝の日(サンクス・デー)として、その日にしか出ない「サンクスケーキ」を毎月一品開発し、ご予約のお客さまにだけにお渡ししています。この日だけのケーキですが、素材の産地を厳選し、通常のお菓子と同じように開発、準備をしてでき上がったものをご用意。数量も限定させていただいています。 サンクス・ケーキには毎年、年間を通じてのテーマがあります。たとえば、「ロールケーキ」の年もありましたし、「チョコレート」「シュー生地」がテーマの年もありました。

2022年のサンクス・ケーキのテーマは素材との「新たな出会い」。
親交のある生産者さまが新たに取り組む素材や、新たに出会う生産者さまの素材を使い、また、サンクス・ケーキの開発に新たな職人が加わり、サンクス・ケーキをおつくりします。毎月心を込めてお客様への感謝の気持ちと共にお届けいたします。


6月サンクス・ケーキ Vol.282

完熟果実のカーディナルシュニッテン


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新たな出会いと新たな挑戦
今回のサンクス・ケーキの開発担当は、パティシエの三木です。ラ・テールでパティシエを始めて4年が経ち、初めてサンクス・ケーキを担当させていただきます。シェフや仲間のパティシエのアドバイスもいただきながら、じっくり時間をかけて、何度も試作を繰り返しつくり上げました。ベースとなったケーキはウィーンの代表菓子「カーディナルシュニッテン」です。このケーキ、実はパティシェにとって、つくるのがとても楽しく、奥深いケーキ!卵白の生地と卵黄の生地を交互に絞って焼き上げますが、この食感を絶妙な具合に仕上げるのも、間にサンドするクリームとの相性を考えることも、パティシエの腕の見せ所。今回、特に全体の食感の一体感にこだわりました。6月のサンクス・デーに、おいしくお召し上がりいただけるようにおつくりしました。


愛媛県松島市中島で採れた柑橘「南津海(なつみ)」
今回のサンクス・ケーキの素材は、開発担当の三木の出身地・愛媛県の農家さんよりお送りいただいた、柑橘「南津海(なつみ)」です。南津海は、マンダリンとポンカンの交配から生まれた品種で、果汁が多く、糖度が高く、濃厚な味わいが特徴の品種です。また、マンダリンとポンカン、どちらもミカン科ミカン属ですが、春から初夏にかけて収穫されるため、"初夏に食べられるみかん"と呼ばれることもあります。果実をまるごと使い、ジャムにしたり、香りのよい果皮を生地にも入れたり、クリームに果汁を合せたり、南津海のおいしさをお楽しみいただける仕上がりになりました。


カーディナルシュニッテンとは
オーストリア・ウィーンを代表するお菓子「カーディナルシュニッテン」。「カーディナル」は、カトリック司教の最高位である枢機卿(すうききょう)のこと。カーディナルの生地は、卵黄でつくった黄色い生地とメレンゲでつくった白い生地を組み合わせて2色のコントラストが美しい焼き上がりになります。

(開発担当:三木 弘太郎)

本店限定2022年6月サンクス・ケーキ「完熟果実のカーディナルシュニッテン」
商品名
本店限定2022年6月サンクス・ケーキ「完熟果実のカーディナルシュニッテン」
価格
本体価格1,600(税込1,728円)
販売店
店頭またはマルシェ(オンラインストア)
にて販売中

初夏に食べられる柑橘「南津海(なつみ)」をたっぷり使った、さわやかで口溶けのよいカーディナルシュニッテンをおつくりしました。

アレルゲン

特定原材料:小麦、乳、卵