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本店限定2025年8月サンクス・ケーキ「ひと夏の贈りもの」

毎月10日はラ・テール洋菓子店のサンクス・ケーキの日

ラ・テール洋菓子店の開店記念日は1998年5月。その初心を忘れないために、毎月10日をお客様感謝の日(サンクス・デー)として、その日にしか出ない「サンクス・ケーキ」を毎月一品開発し、ご予約のお客さまにだけにお渡ししています。この日だけのケーキですが、素材の産地を厳選し、通常のお菓子と同じように開発、準備をしてでき上がったものをご用意。数量も限定させていただいています。 サンクス・ケーキには毎年、年間を通じてのテーマがあります。たとえば、「ロールケーキ」の年もありましたし、「チョコレート」「シュー生地」がテーマの年もありました。

2025年サンクス・ケーキのテーマは「テロワール」。
2023年、2024年のテーマであった「あるがまま」をさらに深めて、農作物が実る土地の土壌や気候などにも注目し、農家さんとの出会いや繋がりを大切にして、素材を生かしたサンクス・ケーキをおつくりしたく、このテーマにしました。


8月サンクス・ケーキ Vol.319

ひと夏の贈りもの


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7月は、ラ・テール初かも?夏の風物詩青森県五所川原市から届くこだますいかとマスカルポーネを使ったティラミス風のケーキです。

青森県五所川原市から届く小玉スイカ「姫甘泉」

今回のサンクス・ケーキは、ラ・テール洋菓子店シェフの池田が担当いたします。

昼夜の寒暖差が大きく、スイカの栽培に適した気候である青森県五所川原市の農家さんから小玉スイカ「姫甘泉」を送っていただきます。

姫甘泉は、皮が薄く、糖度は13度以上と高く、皮際まで甘いスイカです。シャリッとした食感の果肉が特徴。

果肉を取り出した皮を器に、果肉と生地、クリームを重ねてケーキに仕立てました。

スイカとマスカルポーネのティラミス風

スイカは果肉のおいしさをそのままお楽しみいただきたく厚めにカット。また、仕上げ用にスイカの果汁でおつくりしたジュレに仕立てました。

間のクリームは、クリーミーな味わいのマスカルポーネにヨーグルトを合せた特製クリームをサンドしました。ヨーグルトを加えることで、後味がすっきりとした仕上がりになり、スイカの瑞々しさともよく合います。

さらに、ビスキュイ生地を重ね、自家製のスイカシロップを打ちつつ、スイカの果汁を受け止めることで、全体的にしっとりとした口当たりに仕上がりました。

スイカの想い出

スイカは、水分が多く、繊細な甘さが特徴であるため、ケーキに仕立てるには難しい素材。今回、夏に相応しいケーキをおつくりしたく、夏の風物詩であるスイカに敢えて挑戦することにいたしました。

お菓子づくりには、厄介な果実の水分をあえて生かしたケーキにすることで、素材の特徴を引き出したケーキにできないかと試行錯誤を重ね、しっとりとした生地とクリームのティラミスにヒントを得て、組み立てました。

ひと夏の想い出として、スイカにまつわるエピソードをおもちでしょうか。開発担当の池田シェフは、今年こだますスイカの栽培にチャレンジしているそうです。果実が大きくなり、食べられるようになるのか、または、違う結末となるのか...また新しい想い出が増えそうな予感です。

※すいかの個体差により、記載の大きさと異なる場合がございます。また、すいかの種は取り除いておりますが、残っている場合がございます。予めご了承くださいませ。

(開発担当:池田義行)

本店限定2025年8月サンクス・ケーキ「ひと夏の贈りもの」
商品名
本店限定2025年8月サンクス・ケーキ「ひと夏の贈りもの」
価格
3000円(税込)
販売店
店頭またはマルシェ(オンラインストア)
にて販売中