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本店限定2025年10月サンクス・ケーキ「初栗のモンブラン」

毎月10日はラ・テール洋菓子店のサンクス・ケーキの日

ラ・テール洋菓子店の開店記念日は1998年5月。その初心を忘れないために、毎月10日をお客様感謝の日(サンクス・デー)として、その日にしか出ない「サンクス・ケーキ」を毎月一品開発し、ご予約のお客さまにだけにお渡ししています。この日だけのケーキですが、素材の産地を厳選し、通常のお菓子と同じように開発、準備をしてでき上がったものをご用意。数量も限定させていただいています。 サンクス・ケーキには毎年、年間を通じてのテーマがあります。たとえば、「ロールケーキ」の年もありましたし、「チョコレート」「シュー生地」がテーマの年もありました。

2025年サンクス・ケーキのテーマは「テロワール」。
2023年、2024年のテーマであった「あるがまま」をさらに深めて、農作物が実る土地の土壌や気候などにも注目し、農家さんとの出会いや繋がりを大切にして、素材を生かしたサンクス・ケーキをおつくりしたく、このテーマにしました。


10月サンクス・ケーキ Vol.321

初栗のモンブラン

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毎年人気の新栗を使ったサンクス・ケーキ。今年は、贅沢な味わいのモンブランに仕立てました。

宮崎県小林市の西道さんの新栗

秋と言えば栗!ということで、今回のサンクス・ケーキは、ラ・テール洋菓子店の三木が、宮崎県小林市の西道さんから届く栗を使っておつくりします。

神話のふるさととも呼ばれる宮崎県。その南西部に位置する小林市須木地区は、九州山地の霧島の山々に囲まれ、豊かな自然に恵まれて、昼夜の寒暖差が大きい地域です。山間部の傾斜に植栽培(木をある一定の高さで選定し、低い枝にもしっかりと太陽の光が届くようにする栽培方法)を行うことで、光合成をしやすい環境づくりに取り組んでいるため、より良質で大きな栗を栽培することができるそうです。ここで獲れる須木栗は、大粒で甘みのあるおいしさの詰まっています。

今年獲れた新栗を生栗のまま送っていただき、パティシエたちが栗を茹でて、栗のペーストや甘露煮をおつくりします。甘露煮にする栗は硬い鬼皮だけでなく、しっかりと着いた渋皮も一粒ひと粒丁寧に取り除きます。手間のかかり根気のいる作業ですが、ここはおいしいケーキづくりのために!栗を加工する光景は、ラ・テールラボの秋の風物詩にもなっています。



贅沢な味わいのモンブラン

職人たちが丁寧に下ごしらえした新栗をモンブランに仕立てます。

モンブランの底に敷く生地は、パティスリーによって個性が出ます。今回のサンクスケーキでは、ダコワーズ生地を敷き、アーモンドの風味豊かな味わいに。

ダコワーズ生地に、クレームオブールプラリネ、自家製の栗の甘露煮、栗のペーストと少しラム酒を加えた生クリーム、栗のペーストを重ねていき、アーモンドの糖衣掛けをあしらいました。

クレームオブールプラリネとは、口溶けのよいバタークリームにヘーゼルナッツの自家製プラリネ(ヘーゼルナッツをキャラメリゼしてペースト状にしたもの)を合せた特製のクリームです。栗だけでなく、クリームにもひと手間!

栗のペーストは、オーガニックシュガーで甘さを補いつつ、滑らかで口の中でほどけるような食感になるように仕立てました。宮崎県産の栗の繊細な香りまでお楽しみいただける仕上がりとなっています。

甘露煮も余計なものは加えず、オーガニックシュガーを使い丁寧に炊き上げます。

回りにあしらった糖衣掛けをしたアーモンドは、食感のアクセントに。



栗の魅力

栗本来の秋の訪れを感じさせる香りと優しい甘さは、自然の恵みそのもの。手をかけることで洗練された形となり、魅了されます。

栗には、季節を味わうという贅沢さがあり、モンブランを通して、秋の訪れを感じていただけたら...そんな想いを込めて、サンクスケーキにふさわしい1日限りのモンブランをご用意いたします。



(開発担当:三木 弘太郎)

本店限定2025年10月サンクス・ケーキ「初栗のモンブラン」
商品名
本店限定2025年10月サンクス・ケーキ「初栗のモンブラン」
価格
3,456円(税込)
販売店
店頭またはマルシェ(オンラインストア)
にて販売中
アレルゲン

卵・乳・小麦・アーモンド