毎月10日はラ・テール洋菓子店のサンクス・ケーキの日
ラ・テール洋菓子店の開店記念日は1998年5月。その初心を忘れないために、毎月10日をお客様感謝の日(サンクス・デー)として、その日にしか出ない「サンクス・ケーキ」を毎月一品開発し、ご予約のお客さまにだけにお渡ししています。この日だけのケーキですが、素材の産地を厳選し、通常のお菓子と同じように開発、準備をしてでき上がったものをご用意。数量も限定させていただいています。 サンクス・ケーキには毎年、年間を通じてのテーマがあります。たとえば、「ロールケーキ」の年もありましたし、「チョコレート」「シュー生地」がテーマの年もありました。
2025年サンクス・ケーキのテーマは「テロワール」。
2023年、2024年のテーマであった「あるがまま」をさらに深めて、農作物が実る土地の土壌や気候などにも注目し、農家さんとの出会いや繋がりを大切にして、素材を生かしたサンクス・ケーキをおつくりしたく、このテーマにしました。
12月は香り高い徳島県産の木頭ゆずと、
徳島県那賀町から届く「木頭ゆず」
今回のサンクス・ケーキは、パティシエの池田が徳島県の南西部、
那賀町木頭地区は、西日本で二番目に高い山「剣山(つるぎさん)
標高300〜500メートルほどの盆地で、
この気候が育む木頭ゆずは、果皮がしっかりとして香り高く、
木頭ゆずは、以前ラ・テール洋菓子店の季節替わりの焼き菓子「
その出会いをきっかけに、今回のサンクス・
自家製のピールにしたり、クリームに仕立てたりと、
さわやかな香りとともに、
クリスマスの前に...
12月はクリスマスシーズンということもあり、
クリスマスにはブッシュ・ド・
2025年のサンクス・ケーキのテーマは「テロワール」。
テーマに立ち返り、素材が育つ土地に目を向け、
四万十栗は、高知県の四万十川流域で育つ大粒の栗で、
この栗を使い、生地のお砂糖を和三盆糖にすることで、
2025年を締めくくるサンクス・ケーキ
木頭ゆずの果汁に卵と砂糖を合わせて炊き上げた「ゆずクリーム」
そのゆずクリームに生クリームと自家製の木頭ゆずピールを加えた
仕上げに、ほんのり栗の風味が広がる生クリームで包み、
口どけのよい生地とクリームが重なり、
2025年もサンクス・ケーキをご予約いただき、
2026年も変わらぬご愛顧のほど、
(開発担当:池田 義行)